2012年09月18日
2012年09月17日
2012年09月16日
鯖杢(さばもく)
鯖杢(さばもく)
幹が二股に分かれるところを「さば」といい、その部分に見られる杢。さばは、「鯖」ではなく、「捌く」からの命名でしょうか。ふつうの波形とは違い、扇形に広がる柔らかな波が特徴です。たいていは材も硬く独特の艶の上がるものになります。ただし、杢の整った美品は数少ないです。 英語では、クロッチと呼ばれるようです

幹が二股に分かれるところを「さば」といい、その部分に見られる杢。さばは、「鯖」ではなく、「捌く」からの命名でしょうか。ふつうの波形とは違い、扇形に広がる柔らかな波が特徴です。たいていは材も硬く独特の艶の上がるものになります。ただし、杢の整った美品は数少ないです。 英語では、クロッチと呼ばれるようです

2012年09月15日
孔雀杢(くじゃくもく)
孔雀杢(くじゃくもく)

通常、黒柿に限定して使われる杢で、白と黒の部分が絶妙に入り交じったものです。黒柿の中では最高級とされます。孔雀の羽のようということですが、「これぞ孔雀」というものにはなかなか出会えるものではありません。木取り方によっては網杢になります。黒柿は乾燥の過程で大変割れやすい材で、取り扱いが極めて難しいものです。

通常、黒柿に限定して使われる杢で、白と黒の部分が絶妙に入り交じったものです。黒柿の中では最高級とされます。孔雀の羽のようということですが、「これぞ孔雀」というものにはなかなか出会えるものではありません。木取り方によっては網杢になります。黒柿は乾燥の過程で大変割れやすい材で、取り扱いが極めて難しいものです。
2012年09月13日
縞杢 (しまもく)
縞杢
(しまもく)

道管によってできる木目とは違い、色によってできたストライプ模様をいいます。乱れ縞杢や鹿斑縞杢などという細分化した言い方もあります。縞杢という言い方はどちらかというと一般的でなく、黒檀の場合は縞黒檀、黒柿の場合は縞柿と呼ぶ方が多いようです。
(しまもく)

道管によってできる木目とは違い、色によってできたストライプ模様をいいます。乱れ縞杢や鹿斑縞杢などという細分化した言い方もあります。縞杢という言い方はどちらかというと一般的でなく、黒檀の場合は縞黒檀、黒柿の場合は縞柿と呼ぶ方が多いようです。