2012年09月29日

日本三大人工美林 三重・尾鷲檜

三重・尾鷲檜

日本三大人工美林 三重・尾鷲檜



緻密な年輪

日本三大人工美林 三重・尾鷲檜



山の斜面は急峻で土壌はやせている、そのなかでじっくりと時間をかけて育った尾鷲ヒノキは年輪が緻密です。

日本三大人工美林 三重・尾鷲檜



秋材が多い


 木の年輪は、春から夏の暖かい時期に成長した色の白い春材部分と、夏の終わりから秋の低温な時期に成長した色の濃い秋材部分があります。尾鷲は温暖な地域なので、秋にも成長が続きやすく、秋材が多くなります。秋材はゆっくりと育つため、細胞が小さくよくしまっており、幅が狭く、色が濃く、堅くて、強度も大きいのです。また、秋材に油脂分が多く、材に美しい光沢をもたらしています。


強靭な尾鷲ヒノキ


 関東大震災のとき、尾鷲ヒノキの柱だけが残ったというエピソードをはじめ、尾鷲ヒノキは強靭だと知られてきました。試験をしてみると、材の強さを示すヤング係数は平均E120程度と、一般のヒノキのヤング係数(E90~100程度)に比べて大きいことがわかっています。



Posted by 地域のプロデューサーへ at 09:27│Comments(0)
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