古材再利用
【部材の寸法】
・ 材の寸法が大きければ大きいほど利用範囲は大きくなり、製材して再利用する事も可能。
・ 現在、大径材は入手しにくくなっており太い大黒柱、せいのある差物は特に希少価値がある。
・ 小径材も構造体としてでわなく、ほかの用途に再利用できる。
【古材再利用にあたっての問題点】
金物の使用
金物を使用した部材は再利用にあたって注意が必要
・ 一般に金物と木材の相性は良いとされていない。
・ 金物と木材の表面温度が異なるため、表面温度の低い金物に結露が発生し、木材を腐朽させる原因となる。
・ 金物を使っている構造体は部材断面が比較的小さい場合いが多い。
接着材の使用
接着剤を使用した部材は再利用にあたって注意が必要
・ 再利用を目的とした解体の際、接着材を使用した部材を良好な状態に保ちながら解体することは容易でない。
・ 小径材・部材寸法の小さい物を接着して使っているため材に希少性がなく、用途が少ない。
関連記事